東北地方 福島&山形の温泉巡り♪
飯坂温泉&秘湯「姥湯温泉・桝形屋」

二泊三日で福島県の「飯坂温泉」と
秘湯として名高い山形県の「姥湯温泉」
に行って来ました♪天気も良く平年より
暖かったせいか・・・紅葉が遅れてたの
が少し残念でした。県内を走るローカル
線なども堪能し有意義な三日間でした。

10月18日(月) 静岡駅=東京駅=福島駅
      〜阿武隈急行〜福島交通〜「飯坂温泉」

静岡駅 7:00発 こだま704号       〜 東京駅  8:17着
東京駅 9:00発 MaXやまびこ107号 〜 福島駅 10:36着

行きは新幹線を乗り継ぎ〜一気に福島県「福島駅」まで行ってしまいます。
出来れば在来特急や寝台列車なんかでのんびりと向いたいところですが・・・
後々の行程の都合もあるので仕方が無い選択なのです。しかも帰りも・・・。


静岡駅から新幹線を乗り継ぎ福島駅に到着です。
朝早く出て来ると10:36着と言う早さ!!まだ昼前
だよ。新幹線って凄い!!でも・・・味気なさ過ぎだ!

東京駅までは東海道新幹線、そこから福島駅まで
は東北新幹線です。乗車したのはオール二階建て
の車輌で運転される「MaXやまびこ107号」です。

「飯坂温泉」に向かうにはまだ時間があります。もち
ろんそれも計算済みです!!鉄分補給って事で
「阿武隈急行」に乗りに行きます。JR福島駅の在来
線ホームの片隅に「福島交通」の乗場と同じホーム
で発着しています。もちろん外からも入場出来ます。

阿武隈急行の主力車輌「8100系」です。通常2両編
成で運転されています。10月14日は鉄道の日という
事で・・・御覧の様な大きなPRのヘッドマーク付きで
した。ある意味貴重な光景なのですが・・・個人的に
はいつも通りの状態を撮影したかったなぁ〜♪

「8100系」の車内は乗降扉の近くだけはロングシート
で、それ以外はボックスシートが並びます。最近で
はロングシート車が多くなりましたが・・・やはり旅はこ
の方が旅情気分が込み上げて来ます。左にある扉は
「トイレ」です。長い時間乗っていても安心です♪

富野駅止まりの列車に乗り途中下車♪何かあるか
と散策しましたが・・・農家しか無い!時間も来たの
で後続から到着した「槻木駅」行きに乗り終点を目
指します富野駅を過ぎてしばらくすると「阿武隈川」
沿いを走る様になりました。結構水量がありますネ。

終点の一つ手前の「東船岡駅」にて反対列車と行き
違いです。単線路線なので所々の駅で行われます。
この阿武隈急行は「第三セクター」の鉄道では唯一
「交流電化」がされている珍しい鉄道なんですよ!!

終点の「槻木駅」に13:39到着しました。ここはJR
東北本線との接続駅になっています。阿武隈急行
の電車はJRのホームに到着する形で運行してます。
この後すぐ折り返しの電車で福島駅に向かいます。

阿武隈急行で福島駅に帰って来ました。到着して
反対側に停まっている電車が「福島交通」です。
本日の宿がある飯坂温泉に向かう事にします。

飯坂温泉街公式ホームページで見つけた「松島屋」
旅館です。福島交通「飯坂温泉駅」から徒歩5分で
到着しました。家庭的なおもてなしが印象的でした。

夕飯まで時間があったので先に温泉入って来ます。
実は「源泉かけ流し」の温泉宿なのです!循環も
加熱、加水、消毒など一切していないので綺麗なお
湯でした♪夕飯も御覧の様に丁寧に調理されてい
ます。地元の特産を使った優しい夕飯になりました。

部屋は4人位が泊まれるくらいの広さの和室です。
日が落ちてしまうと結構寒くなりましたので部屋の
右奥に置いてある「ファンヒーター」が活躍しました。
トイレはウォシュレット付でした。なにやらシャワー室
らしき部屋もありましたが・・・封鎖されていました。

部屋から窓を開けると御覧の景色です。眼下には
「摺上川」が流れています。正面の旅館では改装工
事を実施していましたが・・・現場での作業音が気に
なったなぁ・・・。翌朝は少し雲が多い空模様でした。

夕飯も部屋で頂きましたが・・・朝食も同じく部屋に持
って来て頂きました。ベーコンのしゃぶしゃぶとはな
かなかオシャレですねェ〜♪温泉卵も定番ですね♪

納豆もわざわざ小鉢に入れてるなんて良いネェ〜♪

           

実はこの夜・・・大変な事件が起こってしまいました!!昼間から腰に違和感を感じていたのですが・・・。
「疲れかな〜」と思っていました。温泉に入り痛みも和らぎ良い調子だったのですが・・・。寝ようと思い布団
に入ってしばらくしたら・・・痛みが
鈍痛に・・・そして激痛に!!!あまりにも痛く我慢の限界を感じ宿の方
救急車を呼んでもらい福島の赤十字病院の救急外来に運び込まれてしまいました。色々検査をして
「腎臓結石(尿路結石)」である事が判明しました!痛み止めを処方してもらいタクシーで宿まで帰りました。
夜間の出来事でしたので旅行の行程には影響無くて良かったです。また明日行く温泉宿は町から、とんで
もなく山奥の中の山奥・・・。そんな所で倒れたらと思うとゾッとします。今回の病気が発覚したのは「温泉」
による効能がなんらかの作用をした様な気がしてなりません。もしそうだとしたら温泉が人間の体に与える
影響って凄いんだな〜と実感しました。やはり人間健康第一です!健康管理には十分気をつけましょう♪
 

 飯坂温泉街 公式ホームページ 

 松島屋旅館 公式ホームページ 

10月19日(火) 「飯坂温泉」=福島交通=
    福島駅〜奥羽本線〜峠駅〜「姥湯温泉」〜


朝から御世話になります!「福島交通」東急電鉄か
ら譲渡された「7000系」が活躍しています。やはり鉄
道の日の月なのでPRのヘッドマークが掲げられてま
す。珍しいのですが・・・普段の姿が撮影したかった。

電化はされていますが、単線のため駅での行き違い
が何回かあります。飯坂温泉駅〜福島駅までゆっく
りとジョイント音を刻みながら走ります。昨日とは違い
少し雲が出て来てしまいました。雨は大丈夫か?!

列車の時間までに御昼を済ませる予定ですが・・・。
それでもまだ1時間半程余裕があったので福島駅前
のバスターミナルで路線バスの撮影をしました。以外
にも安全な場所から待機しているバスが綺麗に撮影
出来る所を発見!同時に合間を見て鉄分も補充♪

さて・・・御昼も済ませて、いざ山形の秘湯へ!!
乗車するのは奥羽本線の普通列車「431M」です。
標準規格の線路幅に対応した「719系5000番代」で
運転されています。前面のスカートとスノープロウが
一体のデザインになっているのが特徴的です。

途中の「板谷駅」に到着しました。後ろの展望です。
登って来た路線は新線で左の先は旧線です。屋根
のある車庫の様ですが・・・これは雪避のシェルター
です。この付近は奥羽本線でも屈指の難所でした。

「峠駅」に13:23到着しました。電車が到着すると
昔の駅弁売りみたいに「峠の力餅」をホームで販売
しています。この駅も雪避のためのシェルター内に
あります。周りを見渡すと・・・古い工場廃墟みたい。

「峠駅」からは姥湯温泉「桝形屋」の1BOXバスに乗
換えて向かいます。送迎バスは宿泊者専用で予約
をしなければ利用が出来ないので注意が必要です。
他の温泉の送迎バスも何台か迎えに来ていました。

実は送迎バスが停まっている場所は以前は線路が
敷いてあった場所なんです。天井を見上げれば・・・
歴史を感じづにはいられません・・・。長い年月の間
雪から列車と乗客を守り続けて来たのでしょう!

普通乗用車同士が擦違い困難なくらい道幅が狭い
山道を約30分くらいかけて秘湯の温泉宿「桝形屋」
に向かいます。暖冬のせいか紅葉はいまいち・・・。

山道を揺られながら走行中窓の外を見てたらとん
でもない看板を発見!!勾配「22%」の標識です。
100m走ると22m登ると言う意味・・・凄い上り坂だ!

何年前だったかなぁ〜二回目の訪れとなりました。
奥〜に見えるのが宿でそこまで茶色の小屋の向こ
うに伸びてる小路を歩いて行きます。以前来た時は
黒い土嚢を積んで作ってる道は無くてそこが全て岩
で埋め尽くされていたので物凄く険しい景観でした!

宿が近づいて来ました♪上り坂がキツイので御年寄
りにはチョット・・・いやかなり大変かもしれません!
だから宿の近くまで来る事が出来る道路を作ってい
るのでしょうか?以前の険しい感じの方が大自然の
中にいると言う感じでたまらなかったのですが・・・。

バスを降りてからは小さなつり橋を渡り小路を登るの
ですが・・・上り坂がキツイので宿泊者などはそれなり
に荷物が多いものです。そこで「手荷物」下のつり橋
の所から宿までの間をワイヤーで吊った「トロッコ」で
運んでくれます。丁度写真左上に見えるのがつり橋。

登って来ました♪登って来ました♪かな〜り年季の
入ったトロッコです「桝形屋」の歴史を感じさせます。
安全バー?は錆びたスチール製アングル1本です。
大丈夫なんだろうか?とチョット不安ですが・・・下に
落ちてしまったら・・・もう「さようなら・・・」ですかネ。

長い登り坂を登りきってよ〜やく辿り付きました。
〜絶景露天風呂の宿〜 姥湯温泉「桝形屋」です。
趣の有る正面玄関です。日帰り入浴も出来ます。
正面玄関の前の右側に入浴の受付があります。

今回泊まる部屋は3人まで宿泊可能な落ち着いた
和室です。窓からは温泉の源泉も流れ込んだ川の
”せせらぎ”や暖冬なのであまり色付いてはいませ
んが紅葉も楽しむ事が出来ます。贅沢ですね♪

宿内の廊下はフローリングで近代的なうえ壁も木
目を基調としたデザインでとても落ち着いた雰囲気
が漂ってます。奥の突き当たりを右に行くと「内湯」
左は外に出て「露天風呂」に行く事が出来ます。

宿内にある内湯です。宿泊者は24時間入浴出来ま
すが・・・日帰り入浴の方は外の露天風呂のみです。

檜作りの浴槽で露天風呂と同じ源泉かけ流しの温
泉を楽しむ事が出来ます♪乳白色の温泉です。

さあ♪宿が誇る絶景露天風呂に入りに行きます♪
奥の湯気の立っているのが露天風呂です。手前
左側の囲いが脱衣所になっています。紅葉も木々
によっては綺麗に赤く染まっている物もありました。

露天風呂(山姥の湯)は混浴になっています。女性
専用の露天風呂もあるので混浴が苦手な女性でも
安心ですよ♪時間帯で双方が入れ替わり混浴露天
風呂は「女性専用の露天風呂」に入れ変わります。

正に自然な光景そのまま・・・といった感じの大きな
岩がゴロゴロしていて大自然に抱かれているっと言
った雰囲気の混浴露天風呂です。良いですネェ〜♪

泉質は「単純酸性硫黄温泉」です。硫黄の独特な匂
いが辺り一面に広がっています。色は御覧の通りの
「乳白色」です。見方によっては水色にも見えます。

混浴露天風呂に注がれる温泉の源泉です。湧き出
た源泉はいくつもの桶とパイプを経由して直接湯船
に入って来ます。流れ込む部分には硫黄などの温泉
成分がこびり付き白くなっています。ここの周りは他
の場所より少し熱めです。個人的には丁度良い♪

露天風呂の上にはこの様な装置が!!さらに上か
ら源泉51℃が湧き出ており、この「桶?」を段々に通
る事により丁度良い「温度」と「湯量」に調節しパイプ
を通って露天風呂に注がれます。加温はもちろん
循環、ろ過、加水一切無い源泉かけ流し温泉です。

温泉って気持ち良いですネェ〜♪この感じを御伝え
出来ないのが非常に残念!!ふっと上を見上げれ
ば・・・!!岩肌丸出しの山の頂が!!崩れて来た
らもう「さよなら〜」ですネ。でもこんな素敵な所で死
ねるなら・・・ある意味幸せな気もしますネ〜(笑)

混浴露天風呂の脱衣所の裏から宿がある山の下の
方を撮影してみました。左に見えるのが宿「桝形屋」
です。真ん中にある道路は現在工事中の様ですが
以前来た時はこの場所までも岩がゴロゴロしていま
した。露天の近くまで車で来れる様にしてるのかな?

こちらは女性専用の露天風呂「瑠璃の湯」です。夜
の2時間程の間は「山姥の湯」の方が女性専用にな
りますので、こちらの露天風呂が混浴になり男性も入
れる様になります。夜間という時間帯が時間帯なの
で写真は撮影出来なかったのがチョット残念でした。

今年は平年より暖かい様で紅葉は遅くなっていて
全然駄目だった様です。しかし所々周りを良く見て
みると・・・何本かは赤く色付いている木々もありま
した。「桝形屋」は冬季は積雪が凄いため営業休止
になりますが、雪の降る露天風呂ってのも良いな♪

夕飯は部屋で頂きました♪やはり米沢と言えば・・・
「米沢牛」です。「米沢牛の焼肉」や「フナの甘露煮」
そして「山菜」等など・・・。地元の素材を使った料理
です。追加で「岩魚の塩焼き」も頼んじゃいました♪

朝食は7:00とチョット早い・・・。電車の時間に間に合
わせるにはこの時間に食べないと駄目なのです!!
ハムエッグを自分好みで作るなんてオシャレですネ♪
朝食が済んだら送迎バスで「峠駅」に向かいます。

 姥湯温泉 桝形屋 公式ホームページ 

10月20日(水)


送迎バスに揺られ「峠駅」に来ました。ここから8:39発
431Mで米沢まで行き433Mに乗換えをして「赤湯駅」
に向かいます。入線して来たのは「峠駅」8:24発422M
福島方面行きです。乗る人達はチョット忙しいかな?
そんな訳で逆向きの列車をのんびり撮影します♪

線路が撤去されてもなお山間に物凄い存在感で
たたずむ雪避けシェルターです。線路と敷石が無い
だけで信号機や架線柱などもまだ残ってるので今
にも列車の汽笛が聞こえてきそうな雰囲気です。
この200m位先の場所に「峠駅」ホームがあります。

米沢駅で乗継ぎ「赤湯駅」に来ました。ここで奥羽本
線とは御別れ!「山形鉄道」を堪能します♪御覧の
様にJRホームの片隅から発着しています。跨線橋
を見てみるとホーム真ん中の左右で造りが違うのが
分かります。右側へ進むと山形鉄道の駅舎と改札
口があります。この駅は山形新幹線も停車します。

全線が非電化区間なのでディゼルカーで運転されて
います。線路は単線なので途中の駅で上下列車の
行き違いがあります。「宮内駅」で反対列車を待ちま
す。途中「今泉駅」ではJR米坂線に乗換えが出来ま
すが・・・まずは終点まで堪能♪終点に着いたら折り
返し列車にすぐ乗り「今泉駅」まで乗り続けます♪

「今泉駅」で山形鉄道と御別!今度は「JR米坂線」
12:47発の「1131D」キハ110形の2両編成です。
この列車でJR羽越本線「坂町駅」を目指します。
坂町駅で90分程時間あるので駅の外を散策です。

「坂町駅」からはJR羽越本線&JR白新線を経由し
て「新潟駅」に向かいます。乗車するのは上沼垂色
の485系で運転される「特急いなほ10号」です。
小さい女の子も母親と一緒に乗車の様ですネ♪

「新潟駅」に着いたのは「16:33」でした。本来なら「新潟駅」でも写真撮影をしたいのですが・・・時間が・・・。
16:45発のMaxとき338号で東京に向わないと静岡に着くのが遅くなるので泣く泣く「新潟駅」を後にします。
また次回訪れるとしましょう♪「東京駅」からは19:26発のこだま683号で「静岡駅」に向かいます。静岡駅に
は「20:55」到着でした。今回は「良い温泉」がメインとなる旅行でしたが適度に鉄分も補給出来なかなか
有意義な時間を過ごす事が出来ました。また次回は何処へ行こうか考えるのが楽しみでしょうがないよ♪

    

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