はじめまして♪
ちいさなレールバス

10月9日に廃止されて動態保存されてい
る「南部縦貫鉄道」の野外展示撮影会に
行って来ました♪現役時代に乗って見た
かったなあ〜と思いながら撮影しました。
今後も綺麗に保存されて欲しいですネ!

 南部縦貫鉄道について 

南部縦貫鉄道は青森県、JR東北本線(現在は第3セクター青い森鉄道)の野辺地駅から七戸駅
を結ぶ20.9Kmの単線非電化路線でした。1997年5月5日に35年の活躍に終止符を打ち廃止され
てしまいました。 末期では一日5往復という本数の少なさでキハ10形レールバスの単行運行でし
た。このレールバスは製造コスト削減のため車体の部品をバスと共通にしているのが特徴です。
 全国的にも珍しく廃止後では七戸駅の車庫に駅構内や駅舎と共に大切に動態保存されています。


七戸駅の前を通る道路には案内の看板が設置され
てます。地元の人に愛されてるみたいで微笑ましい♪

駅入り口です。色々な展示物がある様でしたが・・・
残念ながら、中を見学する事は出来ませんでした。

廃止されてはいますが・・・小さなレールバスが走る
鉄道とは思えない程の重圧感が残る駅舎ですネ。

現役当時の物ではないそうですが・・・綺麗に復元さ
れた駅名です。もちろん隣の駅はもう存在しません。

ズバリ!この構図の写真を撮影したかったのです♪
天気が心配でしたが・・・綺麗に晴れて良かったよ♪

通常の鉄道車両と比べるとかなり小さく、路線バス
と同じくらいの大きさです。車内も見学出来ます。

車体が小さいせいか・・・連結器が大きく見えますネ。
テールランプ周りにある円盤は後部用反射板です。

今回展示されていたのは「キハ102」でした。
外板のリベット留めが年式を感じさせてくれます。

なんともノスタルジックな雰囲気の前照灯ですネ♪
ワイパーは雪国での運行をするには頼りないかな?

二枚折戸の扉にバックミラー・・・。
この角度から見ると正に”バス”って感じですよネ。

車体は1962年富士重工業宇都宮製作所製で、当時
の富士重工製路線バスと同系のボディーでサイズも
ほぼバスと同等です。窓周りに雰囲気がありますネ。

雪の多い地区での必需品!「スノープロウ」も装備
されています。片側だけに避けるタイプですネ。
車体も年式相応ですが・・・綺麗にされています。

ディーゼルエンジンで駆動するので・・・排気ガスが
出ます。床下から室内を通り屋根から排出します。

車内前の右上に掲出してあるプレートです。
昭和37年に富士重工で製造されました。

廃止前、運行当時のままで残る車内の列車時刻表
です。枠周りの画鋲もそのままで残されていますネ。

当時のままで哀愁が残る車内です。座席が途切れ
てる箇所の出っ張りには排気ガスが通っています。

とてもシンプルな感じの運転席周りです。通常の鉄
道車輌は運転する位置は前から見て右側に位置し
ていますが・・・このレールバスは面白い事に丁度車
輌の真ん中に位置しています。

実はこのレールバス・・・自動車のマニュアル車と同
じでギアを変えて走ります!座席の奥がクラッチペ
ダルで床右下にあるのがシフトレバーです。安全の
ため展示してある時は外してあったみたいですネ。

二軸仕様なので反対側に同じ車輪があります。
バネはリーフスプリングです。貨車みたいだネ♪

駆動系はバス用の日野DS90形(160PS)エンジンで
変速機も機械式4段と当時のバスとほぼ同じです。

運転席から左側のバックミラーを見てみます♪運転
士は乗客の安全をこんな感じで見ていたのですネ。

廃止されてしまいましたが・・・立派な駅舎ですネ!
駅構内も保存会によって大切に整備されています。

レールバスは元気に走る事が出来ますが・・・。
走るべきレールはもう錆び付いてしまいました・・・。

右側のホーム上にある電信柱も保存会によって夜
間照明などのために設置されました。

車庫内には当時のままの「キハ104形」や「機関車」
もう1台のレールバス「キハ101」が保存されてます。

もう1台のレールバス「キハ101」です。キハ102
同様に綺麗に動態保存されていました♪

右側に見えるのが現役当時のままの車庫です。
レールバスは普段この中で保存されています。
事前に連絡しておけば見学が出来るそうです♪

1時間半ほどでしょうか?楽しい時間はあっと言う間
に過ぎてしまいますネ♪青森県は遠いので次に来る
事が出来るかなぁ〜。いつまでも元気でいてネ!

 思い出のレールバス ホームページ 

    

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